手芸初心者でも気軽に始められると人気のアシェット「鷲沢玲子さんのはじめてのホワイトキルト」。楽しめていますか?
私はいきなり大苦戦でした。
今回は、実際にアシェットホワイトキルトに挑戦した私が挫折した部分をご紹介します。
光沢のある生地で縫いにくかったり、糸が撚れやすかったり、チクチクぐしが難しかったり、シンブルが使えなかったり、キルトフープって必須なの?と様々な壁が立ちはだかりました。
いろいろ試行錯誤を繰り返した結果、運針を工夫をすることで、挫折を乗り越え、楽しく制作することができました。
これからアシェットホワイトキルトに挑戦される方は、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。
今回は動画はないのかな?と思っていたら、ありました!
3号をやって気づきました!
ということで、このページの内容はあまり当てにならないかもしれません。
アシェット・鷲沢玲子のはじめてのホワイトキルト
手芸初心者でも気軽に始められると人気の、アシェットコレクションズ・ジャパンの「鷲沢玲子さんのはじめてのホワイトキルト」。
フェリシモのホワイトキルトを経験していたので楽勝!って思っていたのですが、想像以上に難易度が高く、いくつかのポイントで苦戦しました。
1. 縫いにくい
アシェットホワイトキルトは、布地が硬めのため縫いにくかったです。
指ぬきがないと針の抜けが悪く苦労しました。
2. 糸が撚れやすい
私の縫い方の癖なのか、アシェットホワイトキルトで使用している糸はすぐに撚れてしまいました。
撚れた糸は縫いにくく、仕上がりが悪くなる原因にもなります。いつもよりも丁寧に作業する必要がありましたが、それでも撚れてしまうことがありストレスを感じました。
どんな糸でもスムーズに縫えるように技術を磨きたいです!
3. チクチクが難しい
キルトは厚みがあるため、ぐし縫いが難しく感じました。
キルティングは2〜3mmの運針で縫っていくのですが、裏布+綿+表布を合わせて縫っていくため、慣れないうちは裏側に針が通らず手が疲れてしまいました。
特に、指先が痛くなりやすく集中力が途切れてしまうこともありました。
針が抜けにくいため力技(笑)親指に力を入れているようで親指が痛すぎ!
4. シンブルが使えない
説明書にはシンブルの使い方は書いてあるのですがキットの内容にはシンブルは付いてきません。そこで説明書と同じシンブルを買ってきて、説明書通りの運針に挑戦しましたが出来ませんでした。
5. キルトフープは必須?
付録にキルトフープが付属しているので、フープを使ってみたのですが、運針が思うように行かず挫折。
鷲沢玲子さんのアシェットホワイトキルト克服の道
キルトフープ、シンブル、運針という3つの要素が壁となり、挫折を味わいました。
1. キルトフープの呪縛
付録でキルトフープが付いてきたのと動画やサイトを見ても綺麗に仕上げるためにはフープ必須と書かれていたためフープを使うことに。
しかし、どんなに頑張っても運針が上手くいかず、キルティングが嫌いになりかけました。
2. シンブルの罠
テキストや他の方の動画で見た運針方法では、シンブルを上下に動かしていました。ところが私の場合は、上下に動かしただけでは裏側に針が通らず、何度もやり直す羽目に。
シンブルを上下に動かす運針は、左手の親指の使い方がポイントらしいのですが、他の方の動画を見ながらやってみたところ、針を入れたとたんブスリと左の親指を刺し流血事件発生(笑)。左の親指にもシンブル付けてる意味が分かりました。
後から動画のURLに気づき確認したところ、シンブルは使っていませんでした!
マジか!
3. 運針の迷宮
針目を2〜3mmと指示もありましたが、キルトフープとシンブルのせいで思うように運針できず、フープをぶん投げてしまうこともありました。
キルトフープを使わないキルティングを探したところ、文鎮を使ってキルティングをする動画を発見しましたが、運針はシンブルで…もうやだ!
1年間の放置
これらの挫折を乗り越えられず、アシェットホワイトキルトは1年間も放置状態になってしまいました。
気づき
ふと気づいたんです。「別にフープとシンブルに拘らなくていいんじゃないの?」
実は、私の縫い方は、針は動かさず布を動かす方法なんです。
この方法だと、裏側まで力を入れなくても針が通ります。左手の親指を使うコツさえ掴めれば、2〜3mmの運針もできるように。
布地が硬いので、指ぬきを当てて使うことは必須ですが、シンブルの使い方は慣れるしかないかなと思います。
そして、あんなに苦労していたのが嘘のように、今ではスムーズに運針ができるようになりました。
今回の経験を通して、説明書や動画にとらわれず、自分に合った方法を見つけることが大切だと学びました。2号までのテキストはかなり不親切だし(^_^;)\(・_・) オイオイ
ポイント
- キルトフープは必須ではないので縫いやすい運針も試してみる。
- 自分にとって縫いやすい運針方法を見つける。
- 説明書や動画にとらわれず自由に試してみる。
これらのポイントを意識することで、アシェットホワイトキルトをより楽しく、綺麗に仕上げることができるのではないでしょうか。
鷲沢玲子さんのアシェットホワイトキルトやってみた
左手の親指の使い方がポイント!この記事読まなくていいよ(苦笑)
フープに振り回されて縫い方が悪く、最初から布がたるむ。
すでにトラプントした状態になっている。
シンブルが慣れず指がつりそうになる。
トラプントしたみたいになっているところは笑って見逃して〜途中から縫い方を変えたことで、ますます布が引きつりだした。まあ、しょうがない。
それよりもなによりも、4目縫って、裏側を見ると、きちんと全てに針が通っていることが嬉しい。あとは慣れ。
再挑戦したい気分