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アシェット「刺しゅうでつくるピーターラビットの世界」 実践レビュー創刊号から第3号までやってみた

デアゴ・アシェット
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アシェットから発売された「刺しゅうでつくるピーターラビットの世界」は、ビクトリア朝英国の風情漂うピーターラビットの刺繍作品を作れる週刊シリーズです。

実際に刺繍をしながら感じたこと、テキストと実物の違い、テキストに書かれていないけど処理をした方が良いことなどを、写真とともに詳しく解説していきます。

あくまで参考情報です。実際に刺しゅうをする場合は、ご自身の判断で処理をしてください。

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テキストと実物の違いとテキストに書かれていないけど処理をした方が良いこと

テキストと実物の違いとテキストに書かれていないけど処理をした方が良いこと

まずは全体的なことから

テキストと実物の違い

布地

テキストの写真ではリネンを使用していますが、実物の付録はリネンではなく綿麻混紡(たぶん)です。リネンと綿麻混紡では布目が異なるため針目の参考ができません。

刺しゅう糸

テキストの写真ではDMC(たぶん)の糸を使用していますが、実物の付録はDMCではなく、アシェットオリジナルの糸です。
DMCとアシェットオリジナルの糸では色味が異なるため、テキストの色を見て刺しゅう糸を選んでしまうと間違ってしまうことがありますので、刺しゅう糸のタブはをよく確認するようにしましょう。

テキストに書かれていないけど処理をした方が良いこと

刺しゅう枠

テキストでは、刺しゅう枠の使い方について詳しく説明されていません。刺しゅう枠を使う場合は、布がたるまないようにするために、以下の処理をすることをお勧めします。
そのまま使ってもOKです>>こちら

  • バイアステープ・綾織りテープ・裂き布
    布テープを布端に縫い付けてから、刺しゅう枠に張ると、布がたるみにくくなります。
  • 私の場合はDIYのシールテープを使ってます
    動画>>こちら

端かがり★重要★

テキストでは、端かがりをする必要性について説明されていません。図案入り刺しゅう布を使う場合は、端かがりをすることを強くお勧めします。端かがりをしないと、布端から糸がほつれてきて、仕上がりが悪くなります。

刺しゅう糸

1本取り
1本取りの刺しゅう糸は、糸が捻れやすいため、小まめにねじれを取るようにしましょう。

毛羽立ち
アシェットの刺しゅう糸は、布との摩擦で糸が毛羽立ちやすいです。綺麗に仕上げたい場合は、毛羽立ちが目立ってきたら、新しい糸と交換することをお勧めします。

刺しゅうのテクニック刺しゅう糸の扱い方(準備・刺し始め・刺し終わり)>>こちら

ピーターラビットの刺しゅうの刺し方・hanamiの創刊号から3号までやってみた

テキストの補足と写真解説

アシェット「刺しゅうでつくるピーターラビットの世界」のテキストは分かりやすく書かれており、初心者でも簡単に刺繍を始められます。

しかし、ページの関係で省略している部分もあり、初めての人は戸惑うかもしれません。

そこで、このレビューでは、テキストに書かれていない部分を中心に、私が実際に刺した写真を掲載しながら、より詳しく解説していきます。

hanami
hanami

刺しゅうの刺し方に正解はありません。

楽しく刺しゅう!を大切に自由に刺しゅうして下さいね

今回ご紹介する内容は、あくまでも一例です。

ピーターラビットの刺しゅう・創刊号をやってみた

テキストは刺しゅう枠を付けてステッチしていきますので、針は布をすくわずにひと針ひと針、出して、入れて、出して、入れてを行っていきます。

テキスト
hanami
hanami

面倒くさいって思うかもしれませんが、これが一番綺麗に仕上がります。

私ですか?

面倒くさいので刺しゅう枠を使っていません。

最初の準備

布にアイロンをかけて端かがりしたり、私は三つ編み族なので、糸を三つ編みにしたりと刺しゅうを始めるまでに何かと時間がかかります。

三つ編みですが、三つ編みにすると1本が60cm位になります。縫い物の基本の長さですが、三つ編みにしてしまうと、糸の先が摩擦でボロボロになったり、1mの長い糸を使わないといけなようなときに対応が難しくなるので、自己判断で。

今回のタグは綺麗に抜けましたが、アシェットは糊が糸にくっついてて、糸が抜けないことが多々あります。タグの色番号と色名は紛失しないようにしてください。

糊がついてて糸がぁぁぁ動画>>こちら

三つ編み動画>>こちら

針目の2mmって?4mmって?必殺!100均道具(笑)

初期の頃から私とお付き合いくださっている方ならご存じでしょうが道具マニアです。100均で2mm4mmメジャーマスキングテープを見つけました!

布に張り付かなかったので意味無しでした!一応確認したところひと針1,5mm〜2mmくらいでした。

刺しゅうを始めた頃私のひと針の長さは3mmくらいありました。

ひと針2mmというのは縫い物の基本の長さです。なれると2mmで刺せるようになります。ただしすべてが2mmというわけではないので、臨機応変に!

糸の処理・糸始末

私は玉留めをせずに刺しゅうをしています。玉留めしてから刺しゅうをしても良いのですが、私はかえって布を引きつってしまうため行っていません。

テキストの位置で必ず糸始末をする必要もありません。刺し始めの糸が邪魔になるようだったら早めに処理をして、邪魔にならなければ、どんどん刺していきましょう!

今回は休憩を入れるのに鼻のフライステッチで一休みのため、ここで糸始末しました。

hanami
hanami

針休めのコツは、ステッチが変わる、糸を変えるといったときが殆どです。

アウトラインステッチをしているときはできる限り休まずに(笑)

理由はリズムが狂って針目が変わってしまうからです

ストレートステッチを綺麗に刺すコツ

たぶん回数をこなしていくうちに説明があると思いますが、ストレートステッチは遠くから針を出すと、ふっくら綺麗に仕上がります。

今回の場合はピーターの耳の中から針を出して、耳のキワに針を落とします。

そして一周したので、お約束の裏側。裏側上達した!って鼻髙さんだったのは、ここまでです。ハイ。

コーチングステッチは2本針じゃなくてもいいんだね。ということで、刺しゅう枠を使わずにサクサクと。

糸を切るのが面倒くさいから、右側の髭が終わったら、左側の刺し位置まで糸をからげて移動(笑)

hanami
hanami

ここで紙面の都合で説明省略!

いやいや、袖の部分こそ知りたい!

ということで、できる限り糸を切りたくないhanami流をご覧ください。あと初心者の方は、角の処理とかの説明プリーズ!だよね。

わかりにくいね!

比較的わかりやすい角の処理アウトラインステッチの動画

そして……
糸が捻れているのを無視して刺していた結果……やっちまった。

しかも今回は1本取りのため老眼近眼な私は感で刺繍しているわけで、固結びになってしまった糸は解けませんでした。

DMCならほどける自信があるのだけど、すでにアシェットの糸がボロボロになってて(泣)

hanami
hanami

綺麗に仕上げるコツ

ねじれは小まめに取りましょう!

あとアシェットの刺しゅう糸は、糸端がクリンってなりやすいので、クリンってなったら切りましょう!

どんどん行きましょう!

人参の刺しゅう

人参の部分ですが、テキストはアウトラインだけではなくてバックステッチも使っている模様。

私ですか?テキストで紹介されているステッチを忠実に利用することを目標にしているので、今回はアウトラインステッチとフライステッチを組みあわせました。

輪郭完成

アウトラインフィリングステッチとサテンステッチ

面埋め(フィリング)が大の苦手。しかも1年以上も刺しゅうをしなかったため汚い(泣)

初心者はガイド線を引くと便利。私は愛用のフリクションを利用しています。
フリクションの注意>>こちら

そして糸をまたやっちまった!後から、刺しゅうに没頭して写真を撮り忘れました(笑)

つづきから
ひたすらアウトラインステッチの巻

飽きてきて、いいかげんなアウトラインステッチ&糸のねじれを直さないため、もにゃもにゃです。

葉っぱの刺し方はテキストと変えています。

苦手なフェルトアップリケ

フェルトが細かい上に、マジックシートを剥がすのが下手すぎてフェルトの厚さが半分に。

たてまつりに悩んだりと……

アシェットオリジナル刺しゅう糸は色数が少ないため、フェルトの色に合わせられず、たてまつりの下手くそさが目立って、やる気無くした件。

それじゃ!全国発売で再会しましょう!

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